文士の戦争、日本とアジア (新・日本文壇史 第6巻)

著者 :
  • 岩波書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000283663

作品紹介・あらすじ

満州事変に始まるアジア太平洋戦争の時代-一九三〇年代から四〇年代にかけて、多くの文学者が戦地に動員された。武田泰淳・火野葦平・宮柊二・田村泰次郎らの中国戦線、高見順・野間宏・阿部知二・加藤道夫らの南方戦線での足跡を克明にたどる。また、当時「外地」といわれた中国でこの時代を過した林京子・清岡卓行・三木卓・加藤幸子らの少年・少女時代の体験と後の文学活動の関連を探り、「ヒロシマ・ナガサキ」の悲劇が生みだした井伏鱒二・原民喜らの原爆文学に及ぶ。

著者プロフィール

1941年大阪市生まれ。文芸評論家。小社編集者として『埴谷雄高作品集』『高橋和巳作品集』を世に出す。著書『わが幻の国』で平林たい子文学賞、『武田泰淳伝』で伊藤整文学賞受賞。他の著書に『謎解き「死霊」論』『文士と姦通』等がある。

「2016年 『大岡昇平 文学の軌跡』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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