フリーダ 愛と痛み

著者 :
  • 岩波書店
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本棚登録 : 45
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (112ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000611329

感想・レビュー・書評

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  • 情熱的で雄弁な彼女の絵とは

    全く違う

    静かで・・・朽ち果てた

    命を感じられない遺品たち



    すごく鮮やかな品ばかりなのに

    圧倒的に感じる「居ない」感



    痛みから解放されたフリーダ

    残された遺品は 

    やっと脱ぎ捨てられた殻

    だったのかな

  • 遺品を撮る写真家・石内都 「他人の痛みは誰にもわからない」 | CINRA(2015.08.03)
    https://www.cinra.net/article/interview-201508-ishiuchimiyako

    石内都「フリーダ 愛と痛み」書評 「遺品たち」の写真、自由な視座|好書好日(2018.06.05)
    https://book.asahi.com/article/11592164

    フリーダ 愛と痛み - 岩波書店
    https://www.iwanami.co.jp/book/b243774.html

  • すごい写真集でした。
    3日見ても、都度感想が違う。
    それは、人が故人を思い巡らす時にブレたり惑ったりする動きと相似している。

    写真は、見てすぐ簡単に悟れるものは飽きてしまうのかもしれません。考える余地をくれる素敵な写真集でした。

    最後のページの石内さんのプライベートショットがとても可憐でした。

  • 貸し出し状況等、詳細情報の確認は下記URLへ
    http://libsrv02.iamas.ac.jp/jhkweb_JPN/service/open_search_ex.asp?ISBN=9784000611329

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著者プロフィール

1947年群馬県桐生市に生まれ、横須賀市で育つ。1979年「Apartment」で第4回木村伊兵衛写真賞受賞。2005年、母の遺品を撮影した「Mother’s」で第51回ヴェネツィア・ビエンナーレ日本館代表作家に選出される。2008年に写真集『ひろしま』を発表、被爆者の遺品の撮影は現在も続く。2013年に紫綬褒章を受章、2014年にハッセルブラッド国際写真賞を受賞。2017年に横浜美術館で大規模な個展「肌理と写真」を開催。2018年には安曇野ちひろ美術館で、いわさきちひろとの二人展「ひろしま」を開催した。

「2019年 『石内都 都とちひろ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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