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Amazon.co.jp ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784000612012
感想・レビュー・書評
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嘆かわしいというか、腹立たしいというか、見下げ果てたというか、税金を掠め取るなんて前近代の日本なら間違いなく死罪だろうし、今話題沸騰の某北とかその隣の大国とかでも死刑になるのではないだろうか。
挙げ句の果てに、役人も隠ぺいに手を貸していたんだから連座同罪でもおかしくないよね?
刑にも服さずのうのうとしているなんて、いつから日本人(というか富山市民だけど)は、こんなに優しく、いや情けなく愚かになったんでしょうね。
富山市民の一人として、自分自身もいかんともしがたく情けなく思います。
まあ端的にいって、権力をカサにきたコソ泥だよね!あまつさえ、議員報酬が全国一になるための値上げ要求を出して議会を通過させているんだから、盗人猛々しいとはまさにこのことだね。
金を返せば済むのなら警察はいらないちゅーの!!ていうか警察は一体何をやってるんだ!?
加えて、おそらく富山市の自民党議員会と民進党議員会らの組織ぐるみの犯罪だったにもかかわらず(だって幹部らがこぞって関与してたもんね)、この4月の選挙で数は減ったもののまだ自民党議員が議会過半数を占めるなんてどゆこと?
本書にもある通り、古代ギリシャ人いわく「政治に無関心な国民は、愚かな政治家に支配される」のをいまだ地でいっています・・・。
本書は富山のローカルテレビ局・チューリップテレビのいわば自賛本なのですが、まあよくぞ取材して明るみに出してくれたと思うのと同時に、「あとがき」で自省している通り、議員報酬引き上げ問題が無かったら政務活動費横領問題まで気がつけたかという課題もあり、これに安堵せずに今後とも引き続き政治へのチェック機能を果たしていってもらいたいものだと思います。期待を込めて星5点!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
悪を追い詰める描写だが、議員個人の責任よりも政務活動費を流用できるシステムに問題があるように見える。
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「はりぼて」の替わりに登録。
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2018年7月9日
取材の仕方、真相解明は至ってシンプル。不正の仕方もシンプル。 -
議員報酬の引き上げをきっかけに発覚した政務活動費の不正疑惑から、ドミノ式に14人の富山市議が辞職に追い込まれた一連の流れを、チューリップテレビ取材班メンバーが時系列に沿ったルポ形式で本にまとめたもの。
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「はりぼて」の文面補足。一晩読了。
あとがきの「良心」については、
「なぜ君は総理大臣になれないのか」のワンシーンを彷彿とさせる。向き不向き。 -
映画「はりぼて」の副読本として。
その後の砂沢記者・五百旗頭キャスターの異動や退職を知って読むと尚更味わい深い -
チューリップテレビすごい。
ほかのメディアも本当はこうありたいはず。
と、信じたい。
メディアの政治に対するチェック機能は大切だ。 -
紀伊国屋久留米
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富山市議会にはびこっていた政務活動費の不正を地道な取材で暴いたチューリップテレビ取材班の記者たちの「闘いの記録」。非常に良質なルポタージュとなっている。報道の力、可能性を感じさせたくれた。
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富山の地方テレビ局が、富山市議会の政務活動費に関する不正を暴いていく一部始終を纏めた本。
強く感じたのは、不正を見付けるのには何かとても難しいことをしなければいけない訳ではないということ。
本著では、チューリップテレビの取材班が情報公開制度を使って議員の膨大な伝票を洗っていき、そこから不正の種を見つけていきます。つまり、ちょー大変だけど、不正を見付けるのは意外に誰でも(マスコミでなくても)できてしまうこと。
そこから裏取りをしっかりして、議員本人にも直撃して…というくだりはマスコミでないとやりづらいかなと思いますが、不正の種までは見付けられるあたり、情報公開制度はしっかり整備されてきたということでしょう。
かつ、それを使って不正を見付けて糾弾する人がいることで、何とか規律めいたものが維持されている面はあるのだと思います。
この事例がチューリップテレビしかできない特別なものになってしまうのではなく、市民サイドがやるべきコトの一つとして認知されていくことを願います。 -
富山市議のドミノ辞職
きっかけはある記者の小さな疑問から始まった。 -
チューリップテレビという富山のローカル局の取材記録。
富山にはご縁が無く、政活費の不正使用のニュースも新聞で横目に見る程度だったが、本書で、地元メディアの調査報道で地方議会のデタラメが暴かれたのだと知った。
昨今、大手マスコミの堕落ぶりが腹立たしく、無力感を感じることも多いが、報道機関らしい活動に溜飲が下がる思いがした。 -
面白い!富山市の市議会議員の報酬を10万円引き上げる事に端を発した議員の不正、隠蔽工作を追った富山市のテレビ局のドキュメンタリー。
事件を追ったスタッフが書いているため、非常に臨場感があり、正義感に突き動かされて、読者を引き込ませる。
しかし富山市議会議員というのもなんともお粗末。数億、数十億の額であれば一族の名に恥じる行為にも手を染めてしまう事もあるだろう、恐らく誰でもそうだ。しかしここで暴かれているのは数十万円、多くても数百万円、たったこれだけの額の為に後ろ指さされる行為をしてしまうとはなんとも情けない。そもそもの発端の議員報酬引き上げもたった10万円の為に疑惑を持たれてしまうとは、、、。恐らく田舎の老人がやっている事で、昔からこうなってる。とその考え方でやったのだろう。昔はなあなあで良かったのかもしれないが現代では通用しないだろう。 -
富山チューリップテレビの取材記録。富山市議の政務活動費などの不正取得を情報公開制度を使って明らかにして行く経緯が淡々と語られている。謎を解明していくプロセスが興味深く、一気に読んでしまった。地域のローカルメディアの重要性を改めて認識させてくれた一冊。全体読み終わった後、冒頭の主な登場人物を読むと面白い。
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愉快、痛快、欣快な本だ。
富山県というローカルな地方でおきた政治の出来事だが、TBSの「報道特集」でも取り上げられ全国ニュースにもなっていた。小生も、「地方のジャーナリストもやるなぁ」と思っていたが、本書でその詳細な動きを知りただ感嘆の一言である。
本書では、ジャーナリズムとはかくあるべしという迫真のドキュメントが繰り広げられる。どんなドラマよりもはるかにドラマチックだ。夢中で一気に読み終えた。実に痛快な書である、面白かった。
しかしそれにしても富山市の地方政治は酷すぎる。水も流れないと腐るものだが地方政治もそうなのだろうか。富山市の改革が進むことを祈りたい。
2017年7月読了。
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