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- Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
- / ISBN・EAN: 9784000613491
作品紹介・あらすじ
一人ひとりの暮らしを守りつつ,社会全体の変革をめざす運動が求められている.私たちは何を要求し,どのように闘うべきなのか.労働と福祉,それぞれの現場で積み重ねられた知見から,新たな運動論を提起する.
感想・レビュー・書評
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本書は、福祉国家型の社会を理論的、実践的に捉えるために書かれた。そのため、福祉・社会保障制度の現状と実践課題について明らかにし、福祉国家型の社会と労働運動の関連について詳述され、最後に資本主義と福祉国家の関係について論考されている。最も印象に残ったのは第1章の藤田孝典氏の論考で、社会福祉はソーシャルワーカーの実践によって、それは普段にたたかいとらなければ実は得られないことを明確に述べられていた。この章を読むだけでも本書を読む価値はあると思う。理論的な部分では、最近、左派の論者たちが様々な論考をされているが、資本主義と福祉国家の関連については、やはりマルクスの理論が古さを失っていないという事が改めてわかった。
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東2法経図・6F開架:309A/Ko75t//K
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ツイッターで誰かが紹介していて,なんかすごく気になって購入.いろんな意味で,リベラルな空気は失われて,デットエンドでしか無いと思うのは私だけか.
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