- Amazon.co.jp ・本 (318ページ)
- / ISBN・EAN: 9784000615969
作品紹介・あらすじ
被害者の視点を無視する政治に価値はない。感情や主観による声を切り捨ててきた従来の政治理論を批判し、名もなき市民による「不正義への感覚」こそが民主主義を成立させる理由を明快に説き起こす。「恐怖のリベラリズム」で知られる現代政治哲学の巨人シュクラーによる、もう一つの「正義論」。
感想・レビュー・書評
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タイトルのとおり、不正義についての考察。文学作品を例にとるなどしてかみ砕いているが、それでもよくわからん。訳者解説がよくまとまっているので、それだけでもよいかも。不正義についての感覚が少し身に覚えがあるので、新しい見方がひらけたような。だが、感覚は個人的なため、その解決は難しい。政治的絡みも。
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東2法経図・6F開架:311.1A/Sh94f//K
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https://www.iwanami.co.jp/book/b626357.html
https://chikusashobunkan.jimdofree.com/%E9%80%B1%E5%88%8A%E3%83%99%E3%82%B9%E3%83%8810/
https://yalebooks.yale.edu/book/9780300056709/the-faces-of-injustice/
https://www.acls.org/resources/the-1989-charles-homer-haskins-lecture/
https://www.acls.org/wp-content/uploads/2021/11/Haskins_1989_JudithNShklar.pdf -
【書誌情報】
『不正義とは何か』
著者:Judith Nisse Shklar(1928-1992)
訳者:川上 洋平
訳者:沼尾 恵
訳者:松元 雅和
ジャンル 哲学
刊行日 2023/06/16
ISBN 9784000615969
Cコード 0010
体裁 四六 ・ 上製 ・ 318頁
定価 3,520円
被害者の視点を無視する政治に価値はない。感情や主観による声を切り捨ててきた従来の政治理論を批判し、名もなき市民による「不正義への感覚」こそが民主主義を成立させる理由を明快に説き起こす。「恐怖のリベラリズム」で知られる現代政治哲学の巨人シュクラーによる、もう一つの「正義論」。
https://www.iwanami.co.jp/book/b626357.html