歳月

著者 :
  • 岩波書店
3.20
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本棚登録 : 172
感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (278ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000616027

作品紹介・あらすじ

共同通信配信の人気連載が待望の書籍化!スタジオジブリの名プロデューサーが、手塚治虫、黒澤明、池澤夏樹、富野由悠季、スピルバーグ、米津玄師、あいみょん、ダライ・ラマ14世、そして宮﨑駿ら、その人生の道ゆきで巡り合った人々との鮮烈な思い出を振り返る。闊達な筆致で胸に希望の灯がともる、86のエピソード。

感想・レビュー・書評

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  • 鈴木敏夫さん自身にも興味があるのに、その鈴木さんが、僕が興味がある別の方々と巡り合った際の思い出をまとめた1冊。これは、どんなエピソードが語られているのか、読まずにはいられない

    #歳月
    #鈴木敏夫
    23/7/8出版

    #読書好きな人と繋がりたい
    #読書
    #本好き
    #読みたい本

    https://amzn.to/3NCLyMl

  • たくさんの方々と巡り会い書かれた本。とても興味深く読みました。一人一人の方のことをもっと知りたくなりました。

  • 多くの著名人に会われたんだなぁと思ったに過ぎない。手塚治虫氏の涙が一番心に響いた。

  • たくさんの著名な人々とであってきたものだなぁ、改めて大物なんだなぁ、鈴木敏夫。記憶力も良さそうだなぁ、すごい昔のこともよく覚えているようだなぁ、鈴木敏夫。出てくる人の多くが、惜しいことにすでに故人なのだなぁ、だいぶ歳をとったみたいねぇ、鈴木敏夫。

  • 2ページに満たない文章の中に個人とのエピソードが簡潔に書いてある。とても分かりやすく大変楽しくてあっという間に読めた。続編出来たらまた読みたい

  •  ほんとは買う気はなかったんだけど、本屋さんでぱらりらしていたら、面白かったので購入。

     これまでにもあれこれ読んだことのある、徳間書店の社長のエピソードに惹かれたんだよね。

    「人間、見た目が大事だぞ」
    と鈴木氏に言っていた、徳間社長。

     その真意は?と疑問に思っているうちに、徳間氏は故人となる。

     亡くなった後で社長宅にうかがうと、生前着ていたスーツがずらりと並んでいたという。

    「形見分けですか?」

     奥さんに鈴木氏が聞くと、
    「この服は、あの人にしか着られません」
    という奥さん。

     徳間社長は、体の大きな人だったという。

     でも、スーツを裏返してみてびっくり。

     肩パッドどころか、全身につめものがしてあり、体を大きくみせていたとか。

    「あの人はうそつきでした。時に、私にも」
    という奥さんの言葉は、なんかいろいろなことを考えてしまうなぁ。

     なんてところを読んで、この本に惹かれたんだよね。

     ひとつひとつはごく短いエピソードの積み重ねだ。富野由悠季の話とかもよかった。

  • 登録番号:1027318、請求記号:778.77/Su96

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著者プロフィール

スタジオジブリ代表取締役プロデューサー。1948年、愛知県名古屋市生まれ。
徳間書店で「アニメージュ」の編集に携わるかたわら、1985年にスタジオジブリの設立に参加、1989年からスタジオジブリ専従。以後、ほぼすべての劇場作品をプロデュースする。宮﨑駿監督による最新作『君たちはどう生きるか』(23)が、米・ゴールデン・グローブ賞のアニメーション映画賞を受賞した。「仕事道楽 新版──スタジオジブリの現場」「歳月」(ともに岩波書店)、「スタジオジブリ物語」(集英社)など、著書多数。2021年、ウィンザー・マッケイ賞を受賞。

「2024年 『鈴木敏夫×押井守 対談集 されどわれらが日々』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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