- Amazon.co.jp ・本 (1242ページ)
- / ISBN・EAN: 9784000801164
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三葛館参考図書 813.1||IW
「広辞苑」は言わずと知れた日本語国語辞典です。では「逆引き広辞苑」とは?
本書は、見出し語を綴り字の後方から読んだ順に並べた辞典です。(例:「骨(こつ)」→ 「つこ」、「看護(かんご)」→ 「ごんか」)日本語には、語末に意味、語頭に修飾語を持つものが多くあり、このように並べることで、語末を同じくする言葉を通覧することができます。(例:大腿骨、頭蓋骨、肋骨…)情報検索でいう「後方一致検索」を、紙面で行うことができる辞典です。初めは少し戸惑うかも知れませんが、関連語の通覧の他、語感や韻などの確認にも便利な、ちょっと変わった辞典です。
(ぶどう)
和医大図書館ではココ → http://opac.wakayama-med.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=39537 -
いちおう持っています。
逆引き辞典って、詩人には必須ですからね(笑) -
あらかじめ調べるべき言葉が分かっていてその意味や内容を知るのは、国語辞典や英和辞典など。
この逆引き広辞苑は、言葉自体を見つけ出すことが目的の辞典です。
例えば、梅雨時にちなんで「雨」を調べてみましょう。
「あめ」をひっくり返して「めあ」で検索します。
すると、「にわか雨」「小糠雨」「涙雨」「火の雨」「花の雨」・・・雨のつく言葉がいくつも出てきます。
その中で「花の雨」って何だかきれい!と思ったら、今度は国語辞典を引いて意味を調べます。
桜の花に降り注ぐ雨、桜の頃に降る雨を表すことが分かりました。
これで、一つ新しい言葉を知ることができました。
この辞書を引くと、自分の知らない言葉がまだまだ沢山あること、美しい響きの言葉があることに気づかされます。
言葉に親しみを持つきっかけを与えてくれる一冊です。 -
クロスワードパズルなんか作るとき、むちゃくちゃ役立ちますw