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- Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
- / ISBN・EAN: 9784001103618
感想・レビュー・書評
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現在入手できるのは改訳されて少年文庫に収められた『青矢号 おもちゃの夜行列車』。
でも、挿絵はリウニティ社版から採ったというM.E.アゴスティネルリのものがいいと思うので、1965年刊行の「岩波ものがたりの本1」として出されたこの旧版が好き。
チェコのアニメーションによくあるような、おもちゃたちが自らの意思を持って子どもたちにプレゼントされようとするストーリー。
ロダーリは『チポリーノの冒険』等貧困や不正に対して果敢に闘う冒険ものが得意な児童文学者。本職はイタリア共産党発行の子ども新聞の編集者でした。
なのでソヴィエトで支持されたのだろうけれど、親が貧しいためにプレゼントを貰えない子どもたちのためになろうという、おもちゃたちの言動が泣かせます。
なお、この絵本のストーリーが展開するのは、クリスマスから約2週間後のエピファニー(1月6日)です。
(イタリアではクリスマス・イヴではなく、エピファニーの日にプレゼントを貰うのです。)詳細をみるコメント0件をすべて表示
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