- Amazon.co.jp ・本 (64ページ)
- / ISBN・EAN: 9784001112467
感想・レビュー・書評
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「さあさ,よってらっしゃい,みてらっしゃい! サーカスおじさんがご自慢の小さな小さな小さなはこをあけると,中には小さな小さな小さな犬ピーウィーがいました.ピーウィーはサーカスの人気者.ところが,とんでもないことが起こります.へんてこな絵も,しまりのない文も,これがどうしてクセになる異色のユーモア絵本.」
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サ―カスの犬の話。それほどでもないなあ。
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ふしみみさを訳。
サーカスのにんきもの、ピーウィーというちいさないぬのお話。なんかすごいサーカス団。 -
そういう展開なのね!とびっくり!
途中、ちょっと飽きてしまうかな… -
サーカスの団長が小さな箱を持っている。
その箱の中にはとても小さな犬、ピーウィーが入っていた。
とても小さなピーウィーはサーカスの人気者。
お客さんももちろん、サーカスのメンバーたち、ゾウくぐりのゾウも、鼻でブランコをする女の人も、足しか見えない巨漢も。
ところがあるとき、残酷なことが起こってしまう。
ピーウィーがだんだんと大きくなり始めたのだ。
徐々に大きくなって普通の犬と変わらない大きさになってしまった。
ピーウィーは小さいこと以外特技もなく、なにも出来なかったので、サーカスには置いておけない。
悲しいけれど、ピーウィーとさよならをすることに。
ところが、ピーウィーが更に大きくなりだしてとうとうサーカスの団長よりも巨大になってしまった。
こんな大きな犬は見たことがない。
団長はこれならピーウィーもサーカスにいられると思う。
そして、サーカスが始まり、団長が大きな箱を運んでくる。
その中にはとても大きな犬、ピーウィーがいた。
ピーウィーはまたサーカスいちの人気者になるのだった。
ピーウィーは団長がサーカスいちの人気者だと言う度に嬉しくなるのだった。
みんなが大好きなとっても小さなわんちゃん。
本筋とはあまり関係のないところでサーカスのいろいろなメンバーを見られるのも楽しい。
色は黒と赤の2色刷り。
大きなピーウィーはあまり犬に見えない。
小さいだけが取り柄のピーウィーを大きくなってしまったからと追放するのは当たり前かも知れないけれど、ちょっと残酷。
厳しい現実。
戻って来れるというハッピーエンドではあるけれど。
文字が手書きでページによってはびっしり書いてあったりするので少し長いと感じることも。
わざと冗長に書いているのだろうけれど。