しぜんのおくりもの

著者 : イザベル・シムレール 石津ちひろ

• 岩波書店 (2021年2月13日発売)

作品紹介・あらすじ

イザベル・シムレールのスケッチ集。アリ、カマキリ、タコ、カバ、オカピ、ケツァール、バオバブ……心ひかれる昆虫や動物や植物を好奇心たっぷりに描きます。「観察と夢想のあいだをさまよいながら作る」という絵本創作の舞台裏へ誘ってくれる、楽しい一冊。自然からの崇高なおくりものを、作家と一緒に味わいましょう。

感想・レビュー・書評

[ブル本さんの感想 · 2021年11月29日]

イザベル・シムレールの
動物、昆虫、植物のスケッチ集
横長でボリュームがある絵本です
生体などの説明も
日本原産と書かれたつばきも！
　日本でよく見る椿の絵と印象が違うのも面白い
フランス語での名前のABC順に並んでいる
合間合間に見開きで描かれるそこまでに紹介されてきた動植物たちが出揃ったカラフルな絵
不思議で面白い幻想的な世界

お気に入り
メンフクロウ、シダ植物、マルバアサガオ、ジャガー、クラゲ、イッカク、スイレン、クジャク

[books friendさんの感想 · 2023年8月19日]

イラストが鮮明で綺麗
動物、植物、昆虫など入り乱れているが、見ていて楽しい

2022絵本50

[ikaさんの感想 · 2022年1月4日]

色鉛筆の使い方がプロフェッショナル

[taku0821さんの感想 · 2021年11月15日]

小学生低学年を対象として読めるのではないかと思って選んだ。

[hibiehonさんの感想 · 2021年7月21日]

本の形とめくった時のラフで繊細な感じのスケッチに惹かれて。めずらしかったり知らない動物や植物も多く観ているだけで楽しい。コメントもユニーク。観察眼鋭いながらも想像がどこまでも広がっていくようなスケッチ。現実のような夢のような世界だった。図鑑もいいけどこういう本も子どもたちに見せてあげたい。世界がふわっと広がっていくんじゃないかと。絵を描く人にはこういう風に見えているんだなあとその豊かさがうらやましくなる。

[羊さんさんの感想 · 2021年4月18日]

フランスの絵本作家による動植物の図鑑。フランス語のアルファベット順。「キツネ」という大きなくくりがあったり、「メンフクロウ」というピンポイントだったり。日本人には、あまりなじみのない動物もあり。「つばき」の学名は日本に由来と書いてくれているけど、日本人の思い描く椿とちょっと違うような…