パディーの黄金のつぼ (せかいのどうわシリーズ)

  • 岩波書店
4.10
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (141ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784001159936

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  • 「パディーはレプラコーン。長ぐつくらいの大きさで、真っ赤なかみに、緑色のかお。木のこぶからうまれて、どこかに黄金のつぼをかくしている。」
    ・主人公は8歳
    ・レプラコーンとは、アイルランドで信じられている小人で、黄金のつぼを埋めて持っているという伝説があり、作者はこの伝説を基に話を描いた。
    ・小人は年老いた感じの不気味な見た目をしているが、ほのぼのとしたお話。 

  • 8さいの少女ブリジッドと174さいの小人パディの友情物語。

    ブリジッドはある日、レプラコーンという種類の小人パディに出会う。パディが見えるのは4つの条件を同時に満たしたブリジッドだけで、他の人は見ることができない。

    ブリジッドは、パディに動物の言葉を通訳してもらいながら楽しい秘密の時間を過ごし、友情を育んでいく。一方で、「レプラコーンはみんな、黄金のつぼをもっている」と言っていたお母さんの言葉をずっと気にかけていて……。

    レプラコーンの存在を信じるアイルランドの人たちの言い伝えをもとに書かれた作品。少女と小人が互いを思いやる美しい友情を描きながら、ときにユーモアで笑わされ、ときに切なさで胸が締め付けられ、最後にはパディの残したなぞなぞ詩にワクワクさせられた。心に深い印象を残してくれる、力のある作品だった。

    「あたしは、いらないわ……あなたからは、なにもほしくないのよ、パディー。あなたの友情だけ、それだけよ。」
    「あんたは、その友情をうけつづけるだろうよ。」P・V・W・R・H・オライリーは、いいました。「わしが死ぬ、その日までな。」P105

  • アイルランドの人たちが信じているという小人の「レプラコーン」。

    木のこぶからある条件の日に生まれるレプラコーンを見ることができる条件は4つ。その条件を満たしたブリジッドが出会ったパディー。

    読んでいてワクワクするお話です。

    3年生ぐらいからおすすめ。

  • レプラコーンとの出会いとその交流に心温まります。

  • 2013/06/13

  • n.

  • めっちゃ大スキ!!!!!!
    児童書なんだけど、多分今読んでも泣けると思います(笑)
    小6のとき、なぜか家の洗面所で読みながら、ワンワン泣いてた。
    人生で一番泣いた本!

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