グリム童話集 5冊セット (岩波文庫)

著者 : 金田鬼一

• 岩波書店 (2003年7月8日発売)

作品紹介・あらすじ

比較言語学・説話学の分野に偉大な足跡しるすグリム兄弟が，ドイツ各地で口から耳へと伝えられた昔話の数々をあまねく採録．児童文学の一大宝庫であり，民間伝承研究に不可欠の文献である．名訳をもって知られるこの金田訳は，一八五七年刊の原著決定版から削除された昔話をも数多く収録する．KHM番号を付記した．

感想・レビュー・書評

[kuroinohosさんの感想 · 2018年9月10日]

ヤーコプさんとヴィルヘルムさんが、一応「お百姓のおばあさんから聞いた」話をまとめたやつ
　まだ、フランスの話とかスコットランドの話とかオランダの話とかが雑多に入ってゐる。
　面白かったりえげつなかったりいろいろな話が満載。
　結構、登場人物と言ふか主役の皆さんが欲望に弱い。

[白瀬さんの感想 · 2009年11月11日]

実は素敵な話も多いよね。

[ななさんの感想 · 2005年11月24日]

「お床が固くって、あたし、これじゃちっとも眠れないことよ」
こんなプリティでお上品な日本語訳で読むグリム童話は、ちょっと残酷で不思議で奇麗な極上の寝物語なのです。

[ad31haraさんの感想 · 2020年11月19日]

グリム童話から、いろいろな教訓を学ぶことができると思うため、おすすめする。

[虎目 梨那さんの感想 · 2020年5月26日]

グリムナンバー(グリム童話につけられた、作品の番号)が、全部揃って収録されているのが魅力。

[妙宏さんの感想 · 2008年8月18日]

コルベス様が秀逸。