- Amazon.co.jp ・本 (80ページ)
- / ISBN・EAN: 9784002708256
感想・レビュー・書評
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この国から原発はなくならないのだろうか。
日本版短編「怒りの葡萄」詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
かつてはTBSで報道に携わり、また宇宙飛行士をも経験した著者は3.11当時、福島県滝根町(フクシマ原発から32km)で有機農業に携わっていた。地震による被害は幸いにもそれほどでもなかったようだが、その直後のフクシマ原発の事故によって自宅と農地からの漂流を余儀なくされる。東電、政府、地方自治体、マスコミへの不信は、あまりにも当然のことでありながら、事態は一向に改善されていない。フクシマの問題は福島だけでは終わらないのだ。
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3.11の福島原発事故によって難民生活を送らなければならなくなった著者の苦悩を綴った本です。
この豊かな日本で難民生活を送らなければならなくなった著者やご家族、またその背に見える福島県民や被災した方々のご苦労も感じ取られます。
どの様な思いで日々を過ごしてらっしゃるのか。
離れた地に住んでいる私にとっても他人事ではなくなる日が来るかもしれません。
TVで報道されていること、政府が会見で話していることはウソばかりで、頼りになるのは今まで関係を育んできた友人達だけ。
日本って、そんな国だったんですよね。。。 -
請求記号・543.5/Ak 資料ID・310006010
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