- Amazon.co.jp ・本 (64ページ)
- / ISBN・EAN: 9784002709369
感想・レビュー・書評
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病棟の高齢者にHBV陽性の方が多いと感じ、教科書やガイドラインなどでは1行程度で終わってしまうその背景を改めて知りたくて購入した。
ブックレットなので短いが、何故B型肝炎が拡がったかの概要を知るには丁度よい。
国や医療従事者は、注射針・筒の使いまわしが肝炎ウイルス感染のリスクであることをわかっていながら40年近くに渡り放置し、発覚後も秘匿・隠蔽をしてきた。
「国民一人ひとりの生命・健康を守るために厚生行政が行われているのか」
という視点を忘れないでいたい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/14674 -
B型肝炎訴訟、予防接種行政の問題点についてわかった。
今後このようなことを繰り返してはいけないと思った。 -
感染症 薬害
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目次:第1章 B型肝炎訴訟とは何か、第2章 なぜ拡がったのか、〈コラム〉B型肝炎の感染原因をめぐる研究史、第3章 〈インタビュー〉B型肝炎という病気
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もらいもの。予防接種を原因として罹患した40万人の患者。防げたはずの感染がなぜ防がれなかったのか。B型肝炎訴訟の弁護人と毎日新聞記者とがそれぞれ解説。
自分の状況というのは文字にするとこういう感じなのか、というのはちょいと新鮮。子供の頃からずっとB型肝炎と付き合ってきてるから、いまひとつ自分が患者という意識が足りない。B型肝炎患者というのは端からみるとこういうものなのね、と。
ただ、関係する人にはわりと当たり前の話が多い一方で、これから知りたい人には説明が少ないような気がする。ちょっと位置付けがはっきりしない。こういう形で書籍にするのなら、もっと広く知ってもらうようなものの方が良かったのではないか。 -
2015年12月新着