好色五人女 (岩波文庫 黄 204-4)

  • 岩波書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (211ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003020449

作品紹介・あらすじ

愛に忠実に生きたため掟にふれ痛ましい最後をとげた五人の女、お夏・おせん・おさん・お七・おまんは、いずれも平凡な家庭の娘であり人妻であった。不義密通が極刑に処せられた時代の悲劇。これは日本女性史の上でも貴重な資料であるし、好色物を得意とした西鶴が当時の制度や道徳と正面から対決した意義深い作品である。挿絵入り。

感想・レビュー・書評

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  • 学生時代からの再読

  • 実在の事件をもとに、恋に積極的に生きた5人の女たちの悲劇が、井原西鶴によって好色物として描かれます。不義密通が極刑に処せられる時代に、女たちはいかにして、情熱的な恋に突き進んだのでしょうか。

  • はなしはんぶん

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著者プロフィール

(1642~1693) 江戸前期の浮世草子・浄瑠璃作者・俳人。本名は平山藤五。「好色一代男」「好色五人女」「武家義理物語」「日本永代蔵」「世間胸算用」「本朝二十不孝」「西鶴置土産」など。

「2019年 『男色大鑑』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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