浮世床 (岩波文庫 白 230-1)

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  • Amazon.co.jp ・本 (104ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003023013

作品紹介・あらすじ

髪結床の待ち合い時間は、今日も無駄話の花ざかり。美人の品評、猫の名付け相談、それにもちろん噂や悪口。江戸庶民の日常を活写した、「浮世風呂」の姉妹作。

感想・レビュー・書評

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  • 浮世風呂に並ぶ式亭三馬の代表作。
    いわゆる翻刻本であるが、流石に注釈がないと分からない表現や言い回しが多い。
    角川文庫の浮世風呂では下段に注釈があり理解しやすい。さらに行間が広くとってあるので、ルビが読みやすい。
    かたや岩波文庫の浮世床では注釈がないことと、さらに1行に2行分の文章が書かれている箇所が結構あり、非常に読みにくい。おそらくオリジナルがそうなているので、そういう雰囲気を出そうとしたのだと思うが、読者が読みやすくなるように工夫をしていただきたい。
    内容的にも当時の庶民の生活やファッション、生き様などが書かれていて非常に面白い。ただ浮世風呂の方が読みやすい内容になっているような気がする。

  • 著者:式亭三馬(1776-1822、台東区、作家)
    校訂:和田万吉(1865-1934、大垣市、日本文学)

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