── 長与 善郎《竹沢先生という人 196008‥ 岩波文庫》
http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/4003106121
── 長與 善郎《竹澤先生と云ふ人 1925‥‥ 青空文庫》
長与 善郎 作家、劇作 18880806 東京 19611029 83 /1911-1912 東京帝国大学文学部英文科中退
(20151231)
この作品は読んでいないが、中学生のころ、金谷先生兄弟が、上記の
くだりについて語りあっておられたのを記憶している。富士を登る者は、
すぐそこに頂上があると信じているが、実ははるかに高いらしいのだ。
このような錯視は、少年にとっての晩年は、はるか先のことであって、
中年にとっては直近のものであるとも考えられる。
さらに老人にとっての一年は、若き日の十年に匹敵するかもしれない。
いやむしろ老人にとっての十年は、若き日の一年に及ばないはずだ。
あと十年生きたとしても、実際には遅々たる成果しか得られないのだ。
あるいは、あと十年で何がどこまで捗るか、誰にも予測できない。
…… 富士山。漱石の彫刻論(運慶)↓武田 邦彦
http://takedanet.com/archives/1076139563.html(20191105 10:05)
アコースティック哲学:二倍の人生1:人生とは?
(20191105)