団扇の画(え): 随筆集 (岩波文庫 緑 106-5)

著者 :
制作 : 小出 昌洋 
  • 岩波書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (281ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003110652

作品紹介・あらすじ

決して声高に語ることのなかった柴田宵曲(1897‐1966)。その文章には常に節度と品格が湛えられている。本書は、宵曲の未刊随筆からテーマ別に選出し、一書にまとめたもの。なかでも三田村鳶魚や寒川鼠骨など、宵曲が親近し、その精神形成を培った隠逸の先人たちの思い出を綴った文章は、古き良き趣味人たちの面影を髣髴させてやまない。

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著者プロフィール

1897年、東京生まれ。ホトトギス社で句集の編集に携わり、俳人・寒川鼠骨に師事した。江戸学の祖・三田村鳶魚にまつわる編集作業でも知られ、『子規全集』全15巻、『三田村鳶魚・江戸ばなし集成』全20巻などに携わる。怪異・妖怪にも深い関心を持っていた。著書に『古句を観る』『評伝 正岡子規』(岩波文庫)、『柴田宵曲文集』全8巻(小沢書店)、『明治の話題』『明治風物誌』(ちくま学芸文庫)、編書に『奇談異聞辞典』(ちくま学芸文庫)、『幕末武家の回想録』(角川ソフィア文庫)など。1966年没。

「2022年 『完本 妖異博物館』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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