窪田空穂歌集 (岩波文庫 緑 155-3)

著者 :
制作 : 大岡 信 
  • 岩波書店
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (466ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003115534

作品紹介・あらすじ

私は師と称する人も持たず、詠草の添削を受けたことは一回もない-90年の生涯の最晩年まで、日本的情緒にひたされた老年の心境詠とは無縁の、若々しい旺盛な創作活動を展開した歌人窪田空穂(1877‐1967)の全作品の中から精選。短歌とともに、その見事なストーリー・テラーの側面が窺える長歌も収録。

感想・レビュー・書評

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    https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/701032

  • これはいいですね。分厚いですが、スイスイいけます。 長歌がまたいい。 いろいろな時代をくぐりぬけてきた人ですが、イヤミがない。

    この手の歌集は、ただ歌が並んでいるだけで無味乾燥なものが多いのですが、この本は自然に読めます。飽きません。

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著者プロフィール

(くぼた・うつぼ)1877年長野県生まれ。歌人・国文学者。本名は通治(つうじ)。東京専門学校(現在の早稲田大学)文学科卒業。太田水穂、与謝野鉄幹、高村光太郎、水野葉舟らと親交を持つ。その短歌は、ありのままの日常生活の周辺を歌いながら、自らの心の動きを巧みにとらえ、人生の喜びとともに内面の苦しみと悩みをにじませて、「境涯詠」と呼ばれる。1920年から朝日歌壇の選者、早稲田大学国文科講師を務める。のちに同大教授となり、精力的に古典研究を行なう。1943年、芸術院会員、1958年、文化功労者。1967年逝去。全28巻+別冊1の全集(角川書店、1965~68)がある。長男は歌人の窪田章一郎。

「2023年 『現代語訳 源氏物語 四』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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