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- Amazon.co.jp ・本 (371ページ)
- / ISBN・EAN: 9784003319017
作品紹介・あらすじ
兼常清佐は日本のすぐれた音楽美学者である。神秘なこと、不合理なこと、曖昧なことを極度にきらい、常にアイロニカルな調子で日本文化を批判する長短とりどりの文章を発表した。そうした兼常に、長年にわたって敬愛の念を抱く編者が、49篇を精選・編集して一本とした。
感想・レビュー・書評
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解説:杉本秀太郎
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「バデレウスキー*1が叩いても、猫が上を歩いても、同じ鍵盤からは同じ音しか出ない。どの指で、どんな形で、どんな打ち方で叩こうと、そんな事は音楽の音とは別に何の関係もない。」
兼常清佐(一八八五―一九五七)は日本のすぐれた音楽美学者である.神秘なこと,不合理なこと,曖昧なことを極度にきらい,常にアイロニカルな調子で日本文化を批判する長短とりどりの文章を発表した.
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