春秋左氏伝 上 (岩波文庫 青 216-1)

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  • Amazon.co.jp ・本 (491ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003321614

感想・レビュー・書評

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  • 史記などのように紀伝体ではなく、春秋は編年体。場所があちこちに飛ぶので、そこが少し難解。一巻は斉桓公、晋文公のあたり。

  • 『春秋左氏伝』上・中・下巻の上巻。隠公元年(722 B.C)から宣公十八年(591 B.C)までを収録。通読するのには相当骨が折れた。

  • 支那古典を読む基本テクストだが通常高価だし取っ付きも悪いタイトルではある。この文庫版だと そう構える事無く読めると思う。しかしこれだけ高度な文化文明を誇っていた支那が何故現在ああまでダメになったのか?やはりマルクスレーニンと毛沢東の思想と最悪の実験国家ゆえなのかな。今振り返ればキョーサン国家ってマトモな国は一つも無いものなあ。上朝鮮とか................

  • メモ的な。感想的な。

    :義・信・礼のくだりは五事七計と照らし合わせて再考してみよう。

  • 福沢諭吉座右の権謀術数の書

  •  
    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/4003321618
    ── 小倉 芳彦・訳《春秋左氏伝(上)19881116 岩波文庫》19890810
     

  • 『左伝』を春秋時代の逸話集として訳したもの。格調高い訳文で、読みやすい。上巻は「線香の立ち消え」などといわれ、多くの人がここまででやめてしまうといわれる宣公の時代までで、共叔段、管仲、重耳、宋襄の仁、趙盾、夏姫などの話があり、城僕の戦い、邲の戦い(舟中の指、掬すべし)などの名文も読める。「食指を動かす」などの出典でもある。それにしても、昔から人間は戦争ばかりやっているなと思う。「~を咎めるため」とか、「~が無礼だった」とか、あるいは肉親の確執などで戦争が起こる。感情的だといえばそれまでだが、人間の本質は案外、こういうものかもしれない。

  • 読書中。宮城谷氏の春秋戦国ものが面白いので、原典のようなものを読み始めた。何年に何が起こった、という記述の羅列だけれど面白い。系図も参考になるし。
    ようやく読了。鄭の武公のころから士会まで。最初は編年体が読みにくかったけれど、慣れてきたらがぜん面白くなった。

  • 最も手に入りやすい左氏。
    春秋初期〜前期くらいまでの左氏が記載されてます。
    この手の古典で文庫というのはありがたいです。
    初心者向けに読みやすく工夫がされています。

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