哲学史序論: 哲学と哲学史 (岩波文庫 青 629-8)

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  • Amazon.co.jp ・本 (269ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003362983

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  • 哲学史とは、たんなる「意見の集積」、阿呆の回廊ではなく、哲学史を学ぶことはすなわち哲学を学ぶことなのである。
    哲学史は理念の発展の体系である。
    そして、理性的なものは抽象的なものでなく、具体的で現実的なものなのである。

    「哲学的理念におけるその発展と進行は変化でも、他者になることでもない。
    むしろ、自分の中に入っていくことであり、自分を自分の中に深めることである。 」

    なんだか、難しかったですが、「哲学史」を見る際の見方が変わることは請け合いでしょう。

  • 目次
     編者〔カール・ミシュレ〕の第1版の序言
     編者〔カール・ミシュレ〕の第2版の序言
     就任演説〔ハイデルベルク大学において〕
     哲学史に関する講義
    哲学史の序論
     A 哲学史の概念
      1 哲学史に関する通俗的諸観念
      2 哲学史の概念規定に対する説明
      3 哲学史の概念に関する結論
     B 哲学の他の領域に対する関係
      1 この関連の歴史的側面
      2 哲学と親近関係にある諸領域からの哲学の分離
      3 哲学と哲学史との始め
     C 哲学史の区分、典拠、論述の仕方
      1 哲学史の区分
      2 哲学史の典拠
      3 哲学史の論述の仕方
    東洋哲学
     A シナ哲学
      1 孔子
      2 易経の哲学
      3 道家
     B インド哲学
      1 カピラの数論哲学
      2 ゴーダマとカナーダの哲学

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