- Amazon.co.jp ・本 (350ページ)
- / ISBN・EAN: 9784003367810
作品紹介・あらすじ
イギリスの古典学者・哲学者ブラックがプラトンの生涯をたどり、各著作の中心問題を概説、巻末にプラトンの「第七書簡」を付す。研究者を志す人びとの手引きとしての水準を保ちつつ、「ギリシア哲学に関心を持つ人びとすべて」に向けて書かれた、定評ある入門書。
感想・レビュー・書評
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詳細な解説書ではなく、わかりやすく平明な入門書を目指しているため、本格的にプラトンの思想を学びたい人には不十分に思えるかもしれない。また各著作への言及もそれほど深くなされていないため、この一冊でプラトンをすべて理解するのは難しい。
しかし著者が書いている通り、この本はギリシャ語を知らなくてもギリシャ哲学に関心がある者に向けて書かれているのであり、つまりこれがきっかけになって哲学への道に目を向けてさえすれば、執筆された目論見は十分果たされることになる。
プラトンの著作は以前から読んでいたが、そういった意味でこの本を読むことは確認作業に等しいが、入門書としてはだいぶ以前のものとなる本書はそれでもなお立派な導き手になっていると思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
プラトンの生涯と各著作について丁寧に記しているので、丁寧にプラトンを知りたい人にはおすすめ。
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後半(自分が)だれてしまった
前半ならまだしも後半は普通に著作読んだ方がいい気がした -
¥685, Amazon。
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20120703