- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784003401712
作品紹介・あらすじ
市民の権利、義務は法によって生き、法の世界は民衆の常識から生まれる。歴史法学の大家ヴィノグラドフ(1854‐1925)の手になる本書は、法の本質は何か、法の目的と手段はいかに理解されるべきか、法はいかに形成され運用されるかを説いた最良の法学入門書である。全体の均整、視野の広さ、叙述の正確さ等の点から類いまれな傑作といわれる名著。
感想・レビュー・書評
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798円購入2010-10-22
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なんで買ったのか忘れたが、ロシア人でオックスフォード大学で法理学を教えたヴィノグラドフの法学入門書。
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学生時代に購入して読んだ。その時はよくわからないことが多かったが、文章の構造がわかると、読みやすいことを実感できた。再読して出てくる英単語をまとめたい。
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日本の法体系とも、微妙に響き合うイギリス法。これは、その歴史と法的思考について、書かれた基本書。
岩波文庫に収められているような、この種の古典は、情熱と知性が相まって訴求力があり、大学生の頃から私は好んで読んできた。歴史の淘汰を経た古典には、いつ読み返しても朽ち果てない魅力がある。ちなみに原文もさることながら、本書の日本語訳は読んでいて気持ちがいい。注釈も適度。
この本は、法律をその歴史(主にイギリスだが、ヨーロッパの歴史も扱っている)から学びたい人にとっての必読書じゃないかな。
日本の法律も世界史の流れの上に成立していることを本書から感じた。
国際法という分野も独自の法制として存在し、国内法に少なからず影響するが、グローバル化した今の時代、国際法とは別に、各国の法制が相互に比較検討され、国内法に影響を与え合う点も大切な視点だと思った。 -
難しいと思う。半分くらいまで読んだがそのあと進んでない。
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080816(s 080907)
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