- Amazon.co.jp ・本 (251ページ)
- / ISBN・EAN: 9784003410127
感想・レビュー・書評
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原書名:Political Arithmetic
著者:ウィリアム・ペティ(Petty, William, 1623-1687、イングランド、医師)
訳者:大内兵衛(1888-1980、南あわじ市。経済学)、松川七郎(1906-1980、茨城県、経済学) -
統計が景気後退後の無秩序において秩序を復活させるための手段として編み出されたということを知った。
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統計学のはじまりを考える上で読むべき本であることは勿論のこと、政治や倫理における確実性や正当性をいかに確保するのかという問題へのヒントが書かれていたのではないか。大内兵衛氏の解説は秀逸!
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読了メモ。D.アリエリー『予想どおりに不合理』。F.ケネー『経済表』。W.ペティ『政治算術』。前者は資本主義かつ自由で民主的な社会、科学等が発達した状況における個人の消費行動を。後のニ者は交易中心の基督教社会において貴族階級が、一国内の他階級の経済活動を分析。現在は見直しが必要。