国家と革命 (岩波文庫 白 134-2)

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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003413425

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  • (1993.05.07読了)(1973.09.26購入)

  • マルクス主義の国家観がよく解る。レーニンの情熱が伝わって来る。資本主義は打倒されねばならないと思えて来るから不思議だ。歴史的必然によって、即ち、弁証法的に資本主義が共産主義に移行するのなら、ロシア革命など必要なかった。ロシア資本主義は勝手に腐り落ちたであろう。情熱は論理を超えて優秀な人々さえも過ちに導くという教訓が此処にある。

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著者プロフィール

1870年~1924年。本名はウラジミール・イリイッチ・ウリヤノフ(Владимир Ильич Ульянов)。ロシア社会民主労働党の分派・ボリシェビキの指導者として独自の国家論と党組織論を展開した。第一次大戦に際して自国を支持した社会主義者たちを論難し、戦争を内乱に転化することを唱える。1917年にはロシア10月革命を指導して、ソビエト政権を樹立した。著書に『唯物論と経験批判論』『帝国主義論』『何をなすべきか?』など。

「2011年 『国家と革命』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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