明治大正の民衆娯楽 (岩波新書 黄版 114)

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  • Amazon.co.jp ・本 (203ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784004201144

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  • 面白い記録だとは思う。

  • ラジオ、レコードといった大衆メディアが普及する以前の娯楽を概説した作品。講談、落語、浪花節、琵琶など実に多彩。階層や年齢層ごとにどのような娯楽が受容されていたのかも手際よく説明されていて、全体的なイメージを描くことができる。娘義太夫とそのファンクラブ(「どうする連」)や松井須磨子への同時代評など、エピソードは時に楽しく、時に哀しい。

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著者プロフィール

一九三一年、大阪市生まれ。大阪市立大学経済学部卒。NHKに勤務。編著書:『一八八五年ロンドン日本人村』(朝日新聞社・一九八三年)、『日本近代思想大系18芸能』(岩波書店・一九八八年)、『近代日本芸能年表』全二巻(ゆまに書房・二〇一三年)、『川上音二郎欧米公演記録—付・貞奴の女優養成—』(ゆまに書房・二〇二〇年)、ほか多数。

「2020年 『くどきぶしの世界』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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