女たちのアジア (岩波新書 黄版 369)

著者 : 松井やより

• 岩波書店 (1987年3月20日発売)

作品紹介・あらすじ

新生フィリピンの大統領アキノ夫人を支える多くの女たちの不屈の闘い、プランテーションや近代工場の労働のきびしさ、貧困ゆえに性的搾取にさらされ、あるいは海外出稼ぎを余儀なくされる人々の心の痛み-女性記者として初めてアジアへの特派員となった著者が、各地で出会った女たちの肉声を通して、アジアの女性解放の胎動を伝える

感想・レビュー・書評

[chiharukさんの感想 · 2014年8月18日]

今から30年～40年前の本
あまり世界が変わっていないことが悲しい
でもほんの少しでも変わったことは希望である
世界の人々が平等に安全に安心して暮らせますように。

[momoshiki100さんの感想 · 2011年4月19日]

フィールドワークの鏡！ここはすごく評価できるところだと思います。ただいかんせん古いんですよね。ぜひ最新の調査記録も出版してほしいものです＞＜

[neginegihappy68さんの感想 · 2006年12月9日]

大学の卒論書くときに資料として読んだ。怒りとやるせなさでいっぱいになった。

[おすぎconnectorさんの感想 · 2006年1月11日]

すごいフィールドワークと徹底した聞き込み。今、忘れちゃいけない現実。