中国人民解放軍

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  • 岩波書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (212ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784004203940

作品紹介・あらすじ

中国において軍の動向はきわめて重要である。文化大革命や林彪事件など軍が関与しなかった政治的大事件は皆無であった。本書は中国人民解放軍の建軍以来の歴史を振り返り、〓@68B0小平政権による百万の兵力削減や軍近代化の実態を紹介する。さらに87年1月に胡耀邦総書記を辞任に追いこんだ軍内保守派の動向を追い、今後の中国政治を展望する。

感想・レビュー・書評

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  • [ 内容 ]
    中国において軍の動向はきわめて重要である。
    文化大革命や林彪事件など軍が関与しなかった政治的大事件は皆無であった。
    本書は中国人民解放軍の建軍以来の歴史を振り返り、鄧小平政権による百万の兵力削減や軍近代化の実態を紹介する。
    さらに87年1月に胡耀邦総書記を辞任に追いこんだ軍内保守派の動向を追い、今後の中国政治を展望する。

    [ 目次 ]
    1 人民解放軍の誕生と発展(毛沢東の軍隊と人民戦争;正規化と革命化との交錯)
    2 軍事力と軍事戦略(軍事力の実態;実戦からみた中国軍の戦力と戦略;軍事支出と兵器生産;核兵器開発と核戦略;軍事機構と軍事指導者)
    3 鄧小平の軍事改革(兵力百万の削減と中国軍の再編;軍事改革の国際環境;胡耀邦の辞任と中国軍)

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著者プロフィール

中国の政治・軍事戦略研究の第一人者。1936年、静岡県生まれ。慶應義塾大学大学院法学研究科(政治学専攻)博士課程修了。法学博士。専門は現代中国(軍事・外交)。防衛庁防衛研究所研究室長を経て、1987年より2005年まで杏林大学教授。『中国の国防と現代化』『甦る中国海軍』『中国の海洋戦略』(正・続)、『中国の戦略的海洋進出』『台湾問題』『中国の安全保障戦略』(以上、勁草書房)、『中国は日本を併合する』(講談社インターナショナル)、『毛沢東と鄧小平の「百ヵ年計画」』(オークラ出版)など著書多数。

「2018年 『文庫 中国はいかに国境を書き換えてきたか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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