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- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784004303749
感想・レビュー・書評
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食糧問題。1960年代から変化が生じているらしい。読むほどにUSAの世界戦略。依存と、ある意味で従属ともいうべき合衆国の余剰農産物処理に、わが国の戦後復興と、食糧ばかりではなく政策的従属の続くことが跡づけられている。
1993年、なんのことはない米不足にみまわれた。米屋に意地悪され、都市生活は散々と理解した。そのとき255万トンの米が緊急輸入され、下級品もなんのその途上国の食糧不足に拍車をかけたとする。
東南アジアでは、工業化がすすんで農地が工場用地に転じ、食糧生産の停滞を結果しているという。
食糧は必要ながら、工業化の魅力に揺れ動くサマ。粛々と伝えれている。
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現代は、外食が増えている。安い価格のファミリーレストランなどができとても便利になっている。食生活がかなり変わってきている。1965年には米類が多かったが、91年には、米類が減り、油脂類が大幅に増えた。加工食品なども多く食べられている。しかし、加工食品は安全面で問われた。添加物などあまりよくないものが入っていたのである。和食だけでなく洋食や中華なども多く食べられている。輸入することにより、食生活ががらりと変わったのである。
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