- Amazon.co.jp ・本 (194ページ)
- / ISBN・EAN: 9784004304944
感想・レビュー・書評
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授業課題のきっかけに読んだが、非常に勉強になった
特に「社説の虚構」の箇所は社説を絶対視していた見方が
非常に変わったように思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
★★★★☆
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この国のジャーナリズムを私たちの社会の「共同作品」にするための問題提起の書。(本書紹介より)
新書を呼んで面白いと思ったのは久しぶり。ネットが普及する前に書かれたが少し残念だが新聞、テレビ、出版社等に興味のある人もない人も読むべき本。
以下、読書メモ
「今の日本で自由な発言ができると思っているのは、実は、自分が多数派の一員だから不自由を感じないでいるでけかもしれない」
「人類から愛国心をたたき出さない限り、平和な世界は来ない」
「社説、コラム、一部の署名記事などのように言論性を明示したものより、一般記事、一般ニュースやドキュメンタリーなどの「客観報道」の中に含まれるオピニオン性を、より重要視する必要ある。」→非明示的な言論の重要性
「政治への関心を強めながらも、政治参加に結びつかず、一億総評論家作りに終わっている。」
「職業意識の確立だけでは、商業性に対抗できない」
「大量のマスコミ関係者が政府や自治体の審議会に参加している」 -
ジャーナリズムのあり方など、さまざまな問題提起があり、十年前でも大して変わっていない印象を受けた。今後も、テレビや新聞などのジャーナリズムの多くの課題は残っていくのだろうか・・・。
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"ジャーナリズム"とはどのようにあるべきか、その定義は何か。答えを見つけたいならこの本。答えは自分で見つけるにせよ、とても参考になるので記者になりたい人は必読。
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とりあえず、読むべき本である事は間違いない。
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読破次第、アップします