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- Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
- / ISBN・EAN: 9784004306504
作品紹介・あらすじ
掲揚と斉唱の定着化をめざす政府によって、さまざまな軋轢が生み出されながら、人びとの心に刺さり続けてきた日の丸・君が代。それに抗う人たちが訴えるものは何か。占領期から国旗国歌法成立後にいたるまで、数々の事件やエピソードをたどり、戦後社会が思想・良心の自由と歴史認識の問題にどう向き合ってきたのかを浮かび上がらせる。
感想・レビュー・書評
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新書文庫
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いまだ話題になる日の丸・君が代について。
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「日の丸」「君が代」が日本の戦後社会でどのように受け止められ、
また国家がどのように発信してきたかを描く一冊。
著者の語気が非常に強く意識の高さを感じるが、
その反面で裏付けとなる資料や根底にある原因などの提示が薄く、
始終そのテンションの高さに置いていかれてしまった。
紙面の都合や私の知識不足によるところが大きいが、
「日の丸」「君が代」が戦前戦中にどのように取り扱われ、
また戦後においては関連事象や背景について
もう少し客観的な情報を知りたく感じた。
文体が平易で読みやくはある。
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