イスラーム巡礼 (岩波新書 新赤版 677)

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  • Amazon.co.jp ・本 (220ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784004306771

作品紹介・あらすじ

イスラーム太陰暦の一二月、メッカの聖域をめざして世界各地から巡礼者たちが集まってくる。遠く七世紀に始まるこの儀礼は、イスラーム世界全域に渡るヒト・モノ・情報のネットワークによって支えられてきた。儀礼の実際を紹介しながら、国境の枠を越えて広がるイスラーム世界の構造を、ネットワークの重なりを手がかりに解明していく。

感想・レビュー・書評

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  • 『イブン・ジュバイルの旅行記』の副読本に

  • イスラームが巡礼する意味とは?巡礼を通してどのようなアプローチがあるのか?などなど分かりやすく書かれています。

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著者プロフィール

慶應義塾大学名誉教授
専攻:近代イスラーム社会史・経済史、トルコ民族史。
略歴:1945年生まれ。1969年慶應義塾大学文学部東洋史専攻卒業。1975年慶應義塾大学大学院文学研究科博士課程修了。慶應義塾大学文学部助手、助教授、教授を経て2011年より名誉教授。1976-78年テヘラン大学・ケンブリッジ大学中東センターに留学、1987-89日本学術振興会西アジア地域センター派遣研究員およびアンカラ大学言語・歴史・地理学部講師としてトルコに滞在、1999-2000年ボアジチ大学(イスタンブル)文理学部訪問教授。
主要著作:『イスタンブル交易圏とイラン』慶應義塾大学出版会、2015年、『日中戦争とイスラーム』(編著)慶應義塾大学出版会、2008年、『ペルシア絨毯の道』山川出版社、2003年、『イスラーム巡礼』岩波書店、2000年、『イスラーム復興はなるか』(共編著)講談社、1993年、『近代日本とトルコ世界』(共編著)勁草書房、1999年、『井筒俊彦とイスラーム』(共編著)慶應義塾大学出版会、2012年など。

「2022年 『新版 トルコ民族の世界史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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