- Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
- / ISBN・EAN: 9784004308140
作品紹介・あらすじ
インターネットをめぐる状況は日々変化し、社会への影響力は増大する一方である。セキュリティや著作権の問題、住基ネットのスタートと個人情報保護法など、数年前には予想すらされなかった新しい問題も次々生じている。それに伴い、どのような新しい用語が生まれているのか。ネット社会を生きぬくための最新キーワード集、待望の続編。
感想・レビュー・書評
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【由来】
・アテネの最終日に¥100で購入。
【要約】
・ネットの世界でよく見かける、でも、あまりよくは知らない言葉〜術語〜について解説。1語1ページではなく、文章の中で次々とキーワードを解説してゆくという構成。約10年前の出版だが、今、知っておいても無駄ではないキーワードばかり。
【ノート】
・意外と自分が知らないことも散見された。不勉強のいたり。「こんな本に書かれてる内容ぐらい、自分は全て知ってる」などと奢った先入観を持たずに、こういう本もきちんと読むようにしなきゃと思った。
・この本の出版された時からレッシングの「CODE」は有名だったんだな。また、マーク・ポスターの「現実世界のエンティティであるはずのデータベースの文法が現実世界を規定する」との知見にはとても興味をひかれた。「グーグル・アマゾン化する社会」で述べられている危惧も、同じことを表現を変えて述べているということなのではないかと感じた。読んでみる必要がありそうだ。
・なお、「グーグル・アマゾン化する社会」は松岡正剛さんの「千夜千冊」でも取り上げられている。一読の価値アリ。
・巻末で紹介されている基本書籍
坂村健一
「TRONからの発想」 岩波書店
「21世紀日本の情報戦略」
黒崎政男「哲学者クロサキの憂鬱」NHK出版
スティーブン・レヴィ
「暗号化」紀伊國屋書店
ジョージ・ギルダー
「テレコズム」
池田信夫
「ブロードバンド戦略 勝敗の分かれ目」日本経済新聞社
吉田文和
「IT汚染」岩波新書(ITの環境汚染についてだって)
ハックスリィ「すばらしき新世界」
マーク・ポスター「情報様式論」岩波現代文庫 図書館にはナシ
レッシング「CODE」
フロム「自由からの逃走」
スティーヴン・カーン
「時間の文化史」「空間の文化史」法政大学出版局
ニフティ訴訟を考えるかい「反論」光芒社詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
続編。オリジナルの方が若干良い。(こちらが悪いという訳ではないが)
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[ 内容 ]
インターネットをめぐる状況は日々変化し、社会への影響力は増大する一方である。
セキュリティや著作権の問題、住基ネットのスタートと個人情報保護法など、数年前には予想すらされなかった新しい問題も次々生じている。
それに伴い、どのような新しい用語が生まれているのか。
ネット社会を生きぬくための最新キーワード集、待望の続編。
[ 目次 ]
第1章 変容するサイバースペース(バージョン;ケータイ ほか)
第2章 IT革命はこれからが本番(ネットバブルの崩壊;ソリューション ほか)
第3章 サイバースペースの挑戦にどう応戦するか(「すばらしい新世界」と「超パノプティコン」;コード ほか)
第4章 総メディア社会の到来(ブログ;データセンター ほか)
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2008.12.23買取