子どもたちの8月15日 (岩波新書 新赤版 956)

著者 : 岩波新書編集部

• 岩波書店 (2005年7月20日発売)

感想・レビュー・書評

[kasaharapapaさんの感想 · 2018年8月27日]

国民学校世代の赤瀬川源平、永六輔、扇千景、大林信彦、小澤征爾、皇后美智子、河野洋平、筑紫哲也、宮内義彦、柳田邦夫、山藤章二、湯川れいこ氏ら33名の回想を収録 皇后美智子:読書は、人生のすべてが、決して単純でないことを教えてくれました。私たちは、複雑に耐えて生きていかなければならないと言うこと。人と人との関係においても。国と国との関係においても 中村敦夫:昔の記憶と言うものは、あまりあてにはならない。他人から聞いた話と混線したり、話を面白くするために粉飾した部分が、いつの間にか既成事実となったりする

[sistlibさんの感想 · 2015年7月8日]

【所在・貸出状況を見る】
http://sistlb.sist.ac.jp/mylimedio/search/search.do?target=local&mode=comp&category-book=all&category-mgz=all&materialid=10501258

[sasha89さんの感想 · 2010年9月12日]

玉音放送が流れた8月15日、空は抜けるように青かったのだな。

[よおこさんの感想 · 2010年5月15日]

書き手の選択も一人あたりの分量もちょうどよい。こういう本をもっともっと若いときから読んでいたらよかったなあ。

[耕さんの感想 · 2007年8月11日]

娘に「終戦の本、何かない？」と聞かれ、昨年７月末に買った。自分が惹かれて読みふけって娘に渡しそびれた。３３人の著名人による子ども時代の経験からの戦争。意外にも皇后美智子様の書起しも掲載されている。
　食物への憧れ、異文化、価値観急変・・・後世に伝えられる生き証人も７０歳以上だ。この本の取組みは貴重だ。
　

[大意さんの感想 · 2006年9月29日]

８月１５日についての本はたくさんあるが、一番、リアリティな話かと思う。