高度成長: シリーズ 日本近現代史 8 (岩波新書 新赤版 1049 シリーズ日本近現代史 8)

著者 :
  • 岩波書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784004310495

作品紹介・あらすじ

日本経済の「後進性」が問題にされ、近代化・合理化の必要性が熱心に叫ばれた時代から、「経済大国」としての地位を確立する時代まで。「経済成長への神話」はどのように浸透し、また「ゆがみ」を生じさせていったのか。人々の欲求と政治の思惑はいかに寄り添い、あるいはすれ違い続けたのか。通説に大胆に切り込む意欲作。

感想・レビュー・書評

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  • 佐藤栄作って有能かと思ってたけど、結構無策っぽいっすね。長期政権だったのは軽い神輿だったからですかね。2010年代と重なりますねぇ〜。2010年代は何のレガシーも残さず終わりそうですけどw

  • この巻では、日本が太平洋戦争に負けてGHQ等の占領からの独立から石油危機やゆがみまで書かれています。

  • 読了。第二次世界大戦後の日本の政治史・経済史・通商産業政策・外交史(日米が中心)が網羅的に書かれており、一通り短時間で目を通すものとしては有益だ。参考文献も網羅的に掲げられている。

  • 好い事ずくめではなかったんだな。経済成長も歪みが伴っていた。みなが幸せというわけにはいかなかった。目先の喜びが将来の悲劇を孕んでいるようにも。

    全体的にはキレがなかったように思う。底流を見る視点が欠けている。現代史であるので読みやすかったが。できのいい学生のレポートのよう。

    ・経済成長が生活を苦しくした
    ・環境庁は最初一人だった

  • 高度成長を概説する

  • 逗子図書館で読む。正直、期待はずれでした。戦後と戦前の相違は、製造機械を国産化したことです。戦前においては、生産の増加は、製造機械の輸入の増加をともなう。それに対して、戦後は、製造機械は国産化された。ここら辺が、戦前と戦後の大きな違いであると指摘している。この点では、中国は、日本の戦前の段階にあることになります。

  • う~ん、どうなんでしょう
    歴史は繰り返すという事
    高度成長の裏には優遇制度等による政府の経済コントロールがあった事
    興味を惹いた点はそれぐらいでしょうか

  • マクロ経済学に詳しくないので、よくわからない記述がけっこうあった。勉強せないかんなあと思った。

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著者プロフィール

東京大学名誉教授。東京大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学、博士(経済学)。主な著作に、『歴史としての高成長東アジアの経験』(共編、京都大学学術出版会、2019年)、『日本経済史』(有斐閣、2019 年)などがある。

「2022年 『企業類型と産業育成 東アジアの高成長史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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