倒産法入門: 再生への扉 (岩波新書 新赤版 1866)

著者 :
  • 岩波書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (190ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784004318668

作品紹介・あらすじ

倒産とはどのような状態をいうのか。「破産」「民事再生」「会社更生」「特別清算」「私的整理」はどのようなもので、それぞれどう異なるのか。破産した後の再出発は。わが国の倒産法制の仕組みと基本原理を第一人者がわかりやすく解説する。日々の生活や事業の危機に立ち向かう人たちが知っておくべき基礎知識を提供。

感想・レビュー・書評

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  •  知識の再整理に。各種倒産手続開始により変化する契約関係の箇所は、自分の中でほとんど整理できていなかった部分を整理してくれていて助かった。しかし双務契約の破産管財人の履行/解除の選択権の部分は、類型による分岐が多いだけにもう少し各論に踏み込んだ専門書を読み込まないと実戦で役に立たないかも。

  • 仕事の関係の方から入門書でおすすめということで読んだ本。平易な言葉で書かれて、入門にはピッタリ。「破産は外科、再生は内科」という表現が印象的でした。民事分野だけど更生を支えるという点は刑事的。

  • 権威による入門書。平易な書き振りが心掛けられており読みやすい。今話題の包括担保につき終始ネガティブなのが印象的。

  • 【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
    https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/755255

  • 摂南大学図書館OPACへ⇒
    https://opac2.lib.setsunan.ac.jp/webopac/BB50227936

  • 前半なかなか重たくて読むのに苦労するが、それを過ぎると読みやすいかなと思います。
    内容的にしっかりしていていい本だと思ったので、もう一回読みたいなと思います。

  • 東2法経図・6F開架:B1/4-3/1866/K

  • 手順の根拠と用語の難しさ、一読の価値はある世界

  • 「入門」を名乗る本は、最初は平易に書かれていても後半から著者が読者置いてけぼりで駆け抜けていくことが多いのに、こちらは見事に一貫して最初から最後まで同じレベルを保っていて、「倒産法」分野を俯瞰したバランスのよい入門書だと感じました。民法と会社法は一通り学習し終えた方が読む、もしくは倒産法を勉強中の方が全体イメージの整理のために読むのにとても良いと思います。

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著者プロフィール

東京大学名誉教授,弁護士

「2023年 『民事訴訟法〔第8版〕』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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