- Amazon.co.jp ・本 (270ページ)
- / ISBN・EAN: 9784004319818
作品紹介・あらすじ
コロナ禍は、「ケアする性」を直撃した災害でもあった・・・。世界各地で「女性不況」と課題視されたにもかかわらず、なぜ日本の女性たちの雇用危機は無いことにされ、放置されてきたのか。社会に埋め込まれた「不可視化と沈黙」を生み出す六つの仕掛けを浮き彫りにし、女性たちの模索をたどる。危機はまだ終わっていない。
感想・レビュー・書評
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コロナ禍を契機に、女性の雇用が危機的な状況に陥った点に焦点を当て、その原因ともなっている雇用危機が放置されてきた「6つの仕掛け」について、著者の取材を基に詳細に論じられています。
著者が述べているように、現在の多くの職場においては、非正規雇用の女性の方が重要な戦力となっているはずです。
それなのに、それら豊富な経験や知識を持っている女性職員の方を、コロナ禍を理由に、いとも簡単に切り捨てるのは納得できませんでした。
本書は、女性の労働問題に興味を持たれている方にとって、現在の日本の雇用制度の課題を改めて認識させてくれる良書だと思います。 -
366.38||Ta
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https://libipu.iwate-pu.ac.jp/opac/volume/566406 -
東2法経図・6F開架:B1/4-3/1981/K
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京都府立大学附属図書館OPAC↓
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【請求記号:367 タ】