- Amazon.co.jp ・本 (180ページ)
- / ISBN・EAN: 9784005002986
感想・レビュー・書評
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第一人者の書いた啓蒙書。少し古いが、認知革命の説明などはかなり分かりやすい。
同レーベルから刊行されている、理化学研究所(の脳科学総合研究センター)[編]『脳科学の教科書』もオススメ。ただし、本書より高度。
【メモ:著者】
http://www.social-brain.bun.kyoto-u.ac.jp
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/苧阪直行
【版元】
著者:苧阪直行(オサカ ナオユキ)
通し番号:ジュニア新書 298
刊行日:1998/03/20
ISBN:9784005002986
新書 並製 カバー 190ページ
品切れ
私たちは,うれしい時には笑い,悲しい時には涙ぐむ.でも一体それはなぜか.どういうしくみでそうなるのか-どうやらそれは「脳」の中にある百億個以上のニューロンの複雑な働きのおかげらしい….この本では,見たり聴いたり感じたりといった「心の働き」や暗記力・記憶力の謎を,いま最先端の「脳の科学」から解明する.
<https://www.iwanami.co.jp/smp/book/b271119.html>
【目次】
第1章 「心」って何だろう
第2章 脳から「心」を探る
第3章 「見ること」のしくみとはたらき
第4章 「記憶」の不思議
第5章 「感情」はどこから生まれるのか
第6章 21世紀に残された謎詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ワーキングメモリを測るリーディングスパンテスト、この測り方がすっごく簡単に書いてある。。。
うーん。速読のせいか、それとも、興味のせいか、なかなか頭に入ってこない。
脳の問題のせいで、動いてるものが知覚出来ない人とか、見えてないものが見える人とか、そういうのが紹介してある。
あと、認知的にだまし絵とか、そういうのが見える、というのが、載ってる。。。 -
[ 内容 ]
私たちは、うれしい時には笑い、悲しい時には涙ぐむ。
でも一体それはなぜか。
どういうしくみでそうなるのか―どうやらそれは「脳」の中にある一四〇億個のニューロンの複雑な働きのおかげらしい…。
本書は見たり聴いたり感じたりといった「心の働き」や暗記力・記憶力の謎に、いま最先端の脳の科学から挑戦する。
[ 目次 ]
第1章 「心」って何だろう
第2章 脳から「心」を探る
第3章 「見ること」のしくみとはたらき
第4章 「記憶」の不思議
第5章 「感情」はどこから生まれるのか
第6章 21世紀に残された謎
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[ 参考となる書評 ] -
4005002986 2000・5・15 4刷 175P+5P
著者の疑問「色はどうやって見えるのか」から始まる脳の働きや仕組み、心とは?に丁寧にわかり易く書いてある。
難しいであろう哲学や精神学の部分は外してあるので脳や心に関することの入門書にはいいかも。