農薬なしで害虫とたたかう (岩波ジュニア新書 311)

著者 : 伊藤嘉昭 垣花廣幸

• 岩波書店 (1999年1月25日発売)

感想・レビュー・書評

[nakaizawaさんの感想 · 2012年7月17日]

(1999.06.11読了)(1998.12.29購入)
（「BOOK」データベースより）amazon
沖縄へ侵入した害虫を、殺虫剤にたよらずついに根絶、南の作物の自由な流通をとりもどした著者たちのチームの苦闘の物語。その達成には、生態学という基礎学問を常に忘れず、世界でも成功例のほとんどなかった方法を自分たちの手で研究し、開発し、億単位にのぼる虫の「生産」をなしとげねばならなかった。

☆伊藤嘉昭の本(既読)
「人間の起原」伊藤嘉昭著、紀伊国屋新書、1966.09.30
「動物の数は何できまるか」伊藤嘉昭・桐谷圭治著、NHKプックス、1971.01.20
「アメリカシロヒトリ」伊藤嘉昭著、中公新書、1972.03.25
「一生態学徒の農学遍歴」伊藤嘉昭著、蒼樹書房、1975.12.25
「虫を放して虫を滅ぼす」伊藤嘉昭著、中公新書、1980.03.25
「動物の社会行動」伊藤嘉昭著、東海大学出版会、1982.10.15
「狩りバチの社会進化」伊藤嘉昭著、東海大学出版会、1986.02.25
「沖縄やんばるの森」伊藤嘉昭著、岩波書店、1995.12.12

[二次元研究所さんの感想 · 2011年3月9日]

4005003117　208ｐ　1998・12・21　１刷