- Amazon.co.jp ・本 (215ページ)
- / ISBN・EAN: 9784005005192
感想・レビュー・書評
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法律は動物にからむ? (章の副題が)
問題提起され 結論は一致せず
民事のため
しかし全体像を把握できるかもしれない
会話方式で話題が進むので脱線が多い
結論への導き方も論理的な正当性があるか?
読者対象は一般的な 入門書として みれば わかりやすく 良書詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
話題が脱線する部分が多々あり、読みづらくなっている。
法の概念的なものを浅くとらえるには、いい本だと思う。 -
面白い
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親子の対話をとおして法の基本的な考え方を理解する、という趣向は興味を惹くが、その「対話」のレベルが問題。受け狙いなのか、親しみやすさを意識したのか、脱線や質の低いギャグの連発に、読んでいてイライラさせられた。
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94円購入2012-10-03
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ほんとうに入門書というか、「法」というものに対しての導入部分での父娘の議論という感じで、初心者の地固めにはいい感じ。全編通して、犬などの動物を話題にあげながら考えていく形式です。これまでモヤモヤしていたところをはっきりさせてくれたのが、親が子どもに対して暴力をふるうことについてでした。過度ならば虐待と言われるけれど、そうでなければ懲戒権としての体罰はありなんだですねえ。あくまで「親が」であって「先生が」でも「隣の家のおじさんが」でもない。子どもを叩くのは嫌だけど、そうでもしないと言うことをきかない場合がありますよね。こそこそ隠れて陰湿に仕置きではなくていいのです(そっちこそ怖いですが)。
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民法学者の父と娘の対話を通じた法学入門。身近な出来事を題材にわかりやすく解説されていた。
P132
父;狩猟については、鳥獣保護法という法律があって、複雑な規制がされているんだ。〜漁獲と狩猟の違いを確認しておこう。どこが違うかな?
娘;対象が魚か獣かというほかには、場所が海か山かかな。
父;そうだね。海はもともと誰のものでもない。それに対して山はどうかな?
娘;誰のものでもない山って・・・・あるかな?どうかな?
父;原則としてなさそうだね。少なくとも日本では。実は、日本では理屈の上では持ち主のいない土地はないんだ。というのは、そういう土地は国のものになるというルールが定められているから、土地には必ず持ち主がいるとすると、どうなるかな?
娘;でも、土地の持ち主がいるとしても、そこに住んでいる野生の動物が、その人のものになるわけじゃないでしょ?
父;〜あちこちに動く動物は、土地とは別のものだね。〜 -
法についての具体例もちょいちょい出てくるけど、あくまで本質は”法とは何たるか”の部分。本書の場合、対話形式が上手に活かされていて、法入門としての有難みも十分。ジュニア新書の面目躍如、って感じですね。
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4-00-500519-5 209p 2005・10・20 1刷
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<閲覧スタッフより>
人間社会を支える「法」を教育に取り込み、意識的に考える法教育。我々の身近な存在である動物と比較することにより、人間に適用されている「法」を考えます。動物をめぐる社会状況の把握にもつながる一冊です。
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所在記号:新書||321||オオ
資料番号:20088857
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