ウェブがわかる本 (岩波ジュニア新書 562)

著者 :
  • 岩波書店
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本棚登録 : 73
感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (179ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784005005628

作品紹介・あらすじ

インターネット上の情報空間であるウェブは、ブログ・SNS・集合知の3つのしくみをとりこみ、はかりしれないパワーと楽しさをもった。その一方で、使う人のコミュニケーションのとり方や情報の扱い方が問われるようになった。新世代のウェブを使いこなすには、どんなスキルが必要なのか。実際に使いながら、考えてみよう。

感想・レビュー・書評

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  • ジュニア新書なので文章は平易だけれど、その分シンプルに重要なことが書かれている。大人が読んでも十分面白くて、下手な大人向けの入門書よりよほど優れている。
    個人的には、Webの世界をWebの世界だと思わず、情報の世界だと定義するというところで、すごく色んなことが腑に落ちる感覚を覚えた。
    Webにまつわる諸々は、身近すぎて当たり前すぎて、ちゃんと意味を考えたことがないものがたくさんある。でも、それを見過ごしているからあちこちで物事が混乱したりしていることに、この本は気がつかせてくれる。

    いくつもの当たり前でシンプルな言葉に感動できた良書。

  • 10年前の刊行なので、「最新」の辺りはさすがに古くなっているが(Facebookもtwitterもまだ、mixiがSNS代表)、そもそもウェブって何?どうやって発展したの?というところがまるでわからないまま、何となーく使って来た私には、基礎の部分が新鮮だった。

  • ヤングアダルト向け入門書。わかりやすいとのことで読んだが、進化が急な分野だけに内容が古い感が否めない。2018.1.14

  • ウェブの話なので相当古い内容。SNSでいうとミクシーまでは書いてある。
    それでも初心者の基礎的な知識の整理には分かり易い本だった。
    「共有とコミュニケーションという二つのキーワードの上に今のウェブがある。」「その最先端は①ブログ、②SNS、③集合知、の三つ。」
    発行から9年もたった現在もこの整理は的を射ていると思った。

  • 978-4-00-500562-8 179p 2007・4・26 1刷

  • ウェブの成立、ブログ、SNS、集合知など。ウェブに欠かせないワードがわかりやすく解説してある。参考になったのがレポートの情報集めのスキル。情報の正確さを意識しながら、テーマにあった記述を集める。ネットを活用するうえで大切な姿勢を説いている。ウェブの手引き書として楽しめる一冊。

  • 2007年4月出版ということもあり、内容的に古くなってしまったり、時代に追いついていないところもありますが、初心者向けのわかりやすい本だと思います。
    ウェブって何だろうと思った時、参考になる一冊だと思います。

  • 分かりやすい言葉でウェブについて丁寧に説明しています。
    いい言葉も沢山あり、引用に書き加えています。

  • 2010.3.8〜3.12

  • ウェブの仕組みについて詳しく書かれていた。今まで度々目にしたSNSの意味がわかったので為になったと思う。

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著者プロフィール

1977年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科准教授。著書に『ウェブがわかる本』(岩波書店、2007年)、『ウェブらしさを考える本』(丸善出版、2012年、共著)、論文に「オープンサイエンスと研究データ共有」(『心理学評論』61-1、2018年)など。

「2022年 『人文学のためのテキストデータ構築入門』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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