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- Amazon.co.jp ・本 (411ページ)
- / ISBN・EAN: 9784006000554
感想・レビュー・書評
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1974年に刊行された大正デモクラシーの本。大都会だけではなく、地方都市や農村の動向にも注目することで、大正期デモクラシーが幅広い動きであったことを強調している。
論証はきわめて実証的だが、同時に著者の価値観も結構出ているのが面白い。とくに、明治天皇の神格化を批判し(集めたお金で明治神宮を作るくらいなら、それでノーベル賞のような賞を作った方がよい)、植民地の放棄を主張した石橋湛山が高く評価されるのは、印象的である。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
中古で買った。岩波現代文庫ではなく、かつての岩波同時代ライブラリー版。
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