沖縄の戦後思想を考える (岩波現代文庫)

著者 :
  • 岩波書店
3.67
  • (1)
  • (0)
  • (2)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 27
感想 : 4
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784006003852

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 書名人名たくさんの戦後沖縄思想概論。アメリカと日本本土からの二重支配のもと自分が何ものであるかという沖縄の自問と葛藤の歴史。
    ことあるごとに出てくる沖縄の新聞二紙(琉球新報と沖縄タイムス)が果たした役割の大きさが印象に残った。
    弱者の中の弱者という視点で沖縄の女性史についても勉強したい。

  • はじめに 沖縄のいまから
    1 「占領」という檻のなかで―一九四五‐一九七二年(戦争と占領を衝く;焦点となった復帰)
    2 「日本」という枠のなかで―一九七二‐二〇一〇年(文化意識の再構築;問われゆく復帰)
    むすび―沖縄のいまへ
    付 沖縄戦という体験と記憶―「沖縄戦記録」1を通して

    著者:鹿野政直(1931-、大阪府、日本史)

  • 東2法経図・6F開架 B1/8-1/385/K

全4件中 1 - 4件を表示

著者プロフィール

鹿野政直(かの・まさなお)
1931年大阪府生れ。早稲田大学文学部卒業。日本近現代思想史専攻。早稲田大学名誉教授。『鹿野政直思想史論集』全七巻(岩波書店、2007-08年)など。

「2020年 『八重洋一郎を辿る』 で使われていた紹介文から引用しています。」

鹿野政直の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×