普遍の再生: リベラリズムの現代世界論 (岩波現代文庫 学術 409)

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  • 岩波書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (361ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784006004095

作品紹介・あらすじ

現実政治の上では米国の覇権主義によって人権や民主主義のような普遍的原理が蔑ろにされ、政治理論・法理論の上では哲学的普遍主義から退却する傾向がみられる――こうした動向に危機感を抱く著者は、ラディカルなリベラリズムの立場から、多文化主義やフェミニズムとも対話しつつ「普遍的多元主義」のヴィジョンを提示する。

感想・レビュー・書評

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  • 第1部 国家を裁く普遍(戦争責任という問題―「昭和末」の狂躁から)
    第2部 覇権を超える普遍(アジア的価値論とリベラル・デモクラシー―欧米中心主義をいかに超えるのか;グローバル化の両価性)
    第3部 多元性を開く普遍(国民国家の生成と変容―テクストからの展望;多文化主義の政治哲学―多文化共生への三つの思想戦略;フェミニズムとリベラリズム―公私二元論批判をめぐって;普遍の再生―歴史的文脈主義から内発的普遍主義へ)

    著者:井上達夫(1954-、大阪府、法学)

  • 東2法経図・6F開架:B1/8-1/409/K

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著者プロフィール

東京大学名誉教授

「2023年 『法と哲学 第9号』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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