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- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784006020545
作品紹介・あらすじ
「阿部一族」や「興津弥五右衛門の遺書」など鴎外の歴史小説は原史料に忠実な形でつづられている。著者は作品と史料との間のズレに注目して、鴎外の創作意図を探り、鴎外の歴史小説は、権力と個我との対立の問題と、新しい救済の思想としての献身の倫理を、歴史の中に検証しようとする営みであったと主張する。
感想・レビュー・書評
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■一橋大学所在情報(HERMES-catalogへのリンク)
【書籍】
https://opac.lib.hit-u.ac.jp/opac/opac_link/bibid/0000211117
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どちらと言われれば漱石山房の集い人になりたいので、観潮楼の鴎外先生とは疎遠に暮らして幾星霜。野溝七生子が鴎外先生の論文を書いていたので、ようやくとっかかりができました。
今は読まないと思うけど、鴎外先生にはまったときのために。優雅な、上品な、美意識の高いハイクラスの人々は鴎外先生贔屓な気がする。イメージで言えば倉橋由美子とか。
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