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- Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
- / ISBN・EAN: 9784006022402
作品紹介・あらすじ
本書で拾われた発句、付句は、一七〇〇句を超える。近世から現代まで、近世俳諧を鑑賞するために引用された書目約九百冊以上、約七百名に言及して、次々に俎上にのせられる。下巻では、樗良から井月までが取り上げられ、俳人列伝の後には、テーマ別の章が入る。「富士」「こんにゃく」「おし鮨」などを話題にして、俳諧の風流と滑稽が、縦横無尽に語られる。近世俳諧の魅力を最もよく伝える一書として永く愛重されてきた。
感想・レビュー・書評
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「史」ではなく「志」である。
こころざしとは俳諧の風流であり、おかしみである・・・と薫まどか氏は解説で言う。
まさに「豊饒な日本語を駆使し」「季節感を詠い」「物事を客観視し、ユーモアにかえる」ことが俳諧の心なんでしょうね。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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