居場所のない子どもたち: アダルト・チルドレンの魂にふれる (岩波現代文庫 社会 178)
- 岩波書店 (2009年1月16日発売)
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感想 : 3件
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- Amazon.co.jp ・本 (197ページ)
- / ISBN・EAN: 9784006031787
作品紹介・あらすじ
不登校や拒食症になったり、暴力をふるってしまったり、子どもたちは居場所を失ってさまざまに苦しんでいる。家庭で十分に子どもとしての体験ができないまま育った親のもとでは、子どもは理解されることなく心に深い傷を負う。「ワーク」を通じて、アダルト・チルドレンの心とからだの癒しに挑む著者が、家庭と学校の変革を強く訴える。
感想・レビュー・書評
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この本は図書館で借りて読んだ。タイトルだけ見ると医療・健康の本には見えないかもしれないが、アル中の親から育てられた子供、親との関係から対人恐怖症になってしまった子供、家族関係から生まれた病気もたくさんあることがわかった。以前読んだ『生きにくい子どもたち』や『子は親を救うために「心の病」になる』と内容が重なる。
『生きにくい子どもたち』が子供のカウンセリングを取り上げた本なら、この本は親が子供を病気にまで追い込むまで、どういうふうに育ったのかに焦点を当てていた。自分の親がどういうふうに育ったのか案外知らないことも多いので、知る機会があればいいのにと思った。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
管理職とか、人の上に立つ人には全員読んでほしいと個人的に思う一冊。大人になった人がどこかでリセットしないと、子どもにそれを押し付けるなんて無責任すぎると思うから。。。
完全に差別発言かもしれないけど、特に男の人に読んでもらって現実を受け入れてほしい。
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