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- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784006032173
作品紹介・あらすじ
セイコーの革命的なクオーツ時計、シャープ、カシオ等の小型軽量化した電卓はいかに実現したか。世界が瞠目した日本企業の技術革新を支えた開発スタッフの汗と涙を人間ドラマとして描き出した名作。日本再生への悲願がみなぎる今こそ、先人たちの知恵と力をもう一度想い起したい。
感想・レビュー・書評
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初版が出たのが自分が生まれた頃だから、日本が高度成長期で日本の産業界にも勢いがあったころのお話。シャープとカシオの電卓戦争はあちこちで目にする機会はあったけど、セイコーの歴史を実はよく知らなかった。
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ドラマティックに仕上げられていることもあるのだろうが、高度経済成長期の企業にはそれぞれ個性があったように感じられた。後ろ向きの決断をよしとする昨今の企業経営からは、企業文化が育たず、魅力を感じられる面が、残念ながらますます減っていってしまうのではないだろうか。
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小説を読むように、日本技術の底力を再発見した。テレビ番組を見ているようでおもしろかった。現代文庫版で初めて読みましたが、二巻以降が楽しみです。
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