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- Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
- / ISBN・EAN: 9784006032944
作品紹介・あらすじ
同志社大学の創立者新島襄は、キリスト教の信仰と伝道に生涯を賭けた宗教家、教育者。幕末に脱国してアメリカに渡り、西洋の文化、学問にふれた青年は、日本で最初のキリスト教主義大学の設立を決意する。帰国後、多くの困難、迫害に立ち向かいながら、布教と学校設立に挺身する。その人と思想は、日本の近代思想、教育に多大な影響を与えた。本書は、様々な資料を使いながら、新島襄への共感を込めて描かれた最良の評伝である。
感想・レビュー・書評
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新島襄の名前は知っていたが、どんな人で、どんなことを行った人であったかは知らなかった。
そんな人にぴったりの入門書だと思う。
新島襄は苦労もしたが、比較的恵まれた人生を過ごした人だと思う。彼の生活費がアメリカのボードからの寄付金で賄われていたことに驚いた。けっこう裕福な暮らしをしていたようで批判もあったようだけど。
一番印象的だったことは、彼がキリスト教主義学校を設立することにかけた情熱だ。こんな熱い思いで作られた大学だと今の学生は知らないと思う。全同志社の学生に読んでもらいたい本。 -
距離を置いた視線に好感が持てた。偉人伝ではない。ヒトとしての新島が理解できた。命を縮めるほど苦労があったのだということも、よくわかった。
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